乳腺症
どんな病気か
乳腺が長年にわたって、卵巣ホルモンの影響下に増殖と萎縮(いしゅく)を繰り返している間に、乳腺内に増殖をしている部分と萎縮、線維化している部分が混在するようになり、大小さまざまの硬結を触れるようになったものです。生理的変化の一環とみなすことができ、本来は病気としては扱われません。
原因は何か
症状と月経とが密接に関連していることから、卵巣ホルモンの周期的な変化に乳腺が次第に同調できなくなることが原因と推定されていますが、明らかな原因は不明です。
治療の方法
乳腺症は、治療の対象にはなりません。しかし、乳腺症は乳腺全体に及ぶ生理的変化のために、万一、乳がんが発生した場合に早期発見の妨げになります。
すなわち乳腺症の著しい乳房は、触診しても大小さまざまの腫瘤に触れるために、画像診断などを併用して乳がんを見落とさないように注意しなければなりません。
生検などによって増殖性所見が認められた場合は、乳がん発症のリスクが高くなります。
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